物が多い家の片付け

ど田舎にある物が多いめっちゃ古い婚家の片付けを悩みながら綴るブログにしようとしたら姑が急死し舅も亡くなり遺品整理もコミコミでコツコツ片付けているのを淡々と綴るブログです。ミニマリスト・シャレオツインテリアには興味ありません。目指せ普通の家。

義父母

じいさまのお部屋。

家じゅうのじいさまの服を集めてきて、押入れのおかあさんのたんすに収納。
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マスキングテープと油性ペンでラベリング。
あけるのは私なので、私のわかりやすいように。

入りきらないニットはたんすの上、トートバッグへ。
冬物片付け考えると、箱いるなあ…

10年前購入の電気毛布とたぶん40年ものの電気あんかは、いちおうおいとく。
あると安心するようなので。←高齢者あるある

着物はまだまだまだまだ、まーだまだ、あるので、考えもの。

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押入れの反対側。
コンパネ敷けなかったので床はそのまま。
中は夏物をいれ、入浴用のイスを収納。
ガーゼに中綿が入った肌掛け布団はどれもシミだらけだったので、バッサリ処分。
夏にほしがられたら、買うことにする。
←言われないと買わない

手前の文箱と賞状は、おかあさんのもの。

だんなさんにきいたら、
「うーん。もうええやろ」
なので、箱は2階納戸へ置き、中身は処分。

なんかの感謝状だったり、盾だったり、お手紙だったりなので、捨てにくいなあ…と思いつつ、一部を可燃ゴミとして処分。

思い出グッズ扱いにして、写真類と一緒にしたらよかったかな。

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吊っておいたおかあさんのお洋服を完全撤去。
そういえばこの数か月、じいさまもだんなさんも、おかあさんのものには、ぜんぜん手をださなかった。
女性の持ち物であり、やっぱり遺品となると、触れられないものなんだと思う。

おかあさんの痕跡を、どんなふうに残してあげるのがいいのかなあ…と思いながら片付け。

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枕元には、ムスメの手が届くテーブル。
クリーム類やリモコンより、ハサミがすごーく気になる。

そもそも、このベッドが危険!!
下にもぐるムスメ。
止めないじいさま。
挟まれたら死ぬか、指や手足がちぎれるで。

なので、極力この部屋にムスメを入れない方向なんだけれど、ムスコの本やおもちゃはここ(カメラの足元あたり)にあるんだよな…
うーん。

机のうえ、箱いっぱいにあったおかあさんの書付は整理待ち。
この部屋から2階へ。

テディベアの乗ってる机は2015年10月、ムスメの出産直前におかあさんに買ってあげた鏡台。
あんまり使ってもらえなかったな…

化粧品類も含め、中は空っぽにしたので、
おしゃれなじいさまの身だしなみコーナーにしようか。
と思ったが、洗面所にあるほうが掃除が一発で済む(笑)という私の理由で、ここは空のままで机として使う。

枕元には、じいさまの書付や本、携帯電話がありつつ、それなりに使えるようにできたかな。

おかあさんの遺品はおそらくこれで全部撤去。

やっと、この部屋からおかあさんのものが片付いた!






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古い服も。

ガレージ2階。

衣装ケースの中には、おそらくおかあさんのものではないお洋服がみつしりと入っていた。
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側面に15年前の日付の宅配伝票があり、どうやら送られてきたものみたい。

プリンターの箱も発見。
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不燃ゴミかあ〜面倒だなあ〜やだなあ〜と開けてみた。
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これも服!!


おかあさんには、送料かけてでも、捨てられない服を送りつければ、「この人ならなんとかしてくれる!」と思わせる何かがあったのか…

と思いつつサイコメトリー発動。

おかあさんの愛着のカケラも感じられない、むしろ、

ジャマ!ちょうジャマ!サクッと捨てたいけど見つかったら何言われるかわからんからとりあえずしまっとくむしろそのまま朽ちろ!あーもーかなんわ!なんでこんなんウチに送ってくるのん!

って感じしかしないので、サクッとゴミに出しました。

マラソンの参加賞ぽいTシャツも未使用のままシミが出たものが10枚ほど出てきた。
だんなさんのかな?それにしては愛着なさそう??と聞いてみたら、昔、おじさまがマラソンのスタッフをされてて、それでいただいたらしい。
やっぱ愛着もないとのことなので、こちらもサクッと処分。

布団類の間から出てきたアレコレと合わせて、ゴミ袋大15個ぶん。
ご近所さんのゴミが少ない日にバラして出す。

久々にやったわ〜
スッキリ!





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50年前の娘さん。

先日まとめた本の奥にまだ本があることに気づいたので朝から整理。

なんと懐の深い家←毎度定番の感想

おかあさんのものだった。

洋裁のノート類や糖尿病関連の本。
だんなさんと前妻の結婚式写真フレーム入り2つ。
誰やわからへん親戚?の結婚式写真ちょう豪華なフレーム入り。
電化製品の説明書や保証書(1通だけ期限内のものがあったがすでに電子化済みのもの)。

で。

その中から「私の日記」というハードカバーの函入りノートが出てきた。
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妙に気になり、あけてみた。
(個人情報満載につき写真は割愛)

結婚までの1か月ほどのあいだの数日つけられた、おかあさんの日記だった。

「どんどん結婚の日がせまってくる」
「他人の家へ行って暮らせるのだろうか」
「生家を離れるのがさみしい」

おとうさんらしき人からもらったお手紙にガッツリ小言があり、落ち込んでいる様子の記載もあり。

このあと、おかあさんは熾烈な嫁いびりに耐えることになる、と思うと、うわー、という感想しか出てこない。

…これさー、だんなさんにも、おとうさんにも、見せんほうがええんやろかなー。

おかあさんと過ごした短い時間、ふたりでした女子会トークの続きみたいなんよな。

おかあさんが亡くなられる寸前に、土間に紐でまとめて放ってあった、高校のアルバムや住所録。
それらと、おんなじ感じがする。
誰にも見せたくないとか、自ら手を下して処分しておきたい系の、こう…なんてゆーの、

「海に…捨ててぇ…!」
「積み荷を…積み荷を燃やして…!」

的な?

こっそり、いちばん仲良しのおばちゃんに渡してみようかな。




遺品整理とか片付けとかしてたら、モノがいろいろ語ってくれるような気がしてくる。
サイコメトリーの才能でもあんのかと思うくらい。

モノのかたまりから、お金とか、こーゆー日記とかが、「ここにおるで〜」って主張してくるような感じが漂ってくるときがある。
それを見ている私の心の中に何か感じる、というのでなく。

でも遺品てそんなもんなんかなあとも思う。








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開かずの間ならぬ。

ちとゆっくり過ごしつつ、ブログにあげられない個人情報満載な片付けをしておりました。
諦めへんで〜



我が家には、開かずの間ならぬ、開きっぱなしの間、てな部屋がある。
かつて夫たちの勉強机なんかが置いてあったそうで通称「勉強部屋」。
いつのまにかおとうさんの仕事場の一部となり、この有様。
IMG_7094



先日の記事

年をとる前に。
http://jungko.blog.jp/archives/7748836.html

の通り、おとうさんには片付けも整理も、もう無理だと思ったので、まずは明らかなゴミやもう使えないものを間引き、貴重品の発掘と保護をする。


準備に数日、作業に丸一日かかって、とりあえず入れるようになった。
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…そっか…写真でみてガックリくるわ…1日かけてもこんだけしか進まへんのんか…

搬出したのは、

金属ゴミ 4袋
不燃ゴミ 1袋
可燃ゴミ 5袋
雑古紙 紙袋5個

お金は床から3000円近い小銭、また引き出しから1000円札が4枚、合計7000円弱でてきた。
記念硬貨もサビサビのが数枚。

なぜか包装紙や封筒の類が山盛り出てくる。
どれもこれもシミている。
ダブり買いのカレンダーもたくさん。
我が家らしく、空箱多数。
使えない・使いにくい文房具も山盛り。
錆びてる文書引き出しが4つ。
いちばんマシなやつに残り3個の中身をまとめる。
天井から吊り下がってるコードや風鈴などなど。
100円均一雑貨はすでに朽ちているものがダンボール箱1個ぶん以上。


雑多なものを片付けたらおとうさんは激怒。

高齢者に現実を突きつけるのは、よくないといわれる。
怒らせる介護者のほうが対応間違っているといわれる。

しかしもう、おとうさんには、この物量を、ひとりで、まるまる相手にするのは不可能だ。
ここに踏み込んだ理由を説明しないのも、不自然だ。

先日の片付けで、おとうさんが整理したつもりの紙束の中に、貴重品まで紐でくくってしまっていたことも含め、報告しておく。

こんこんと。言い聞かせるように。穏やかに。

毎日普通に話すし、日課もそこそここなせるのに、トシとゆーのは、こういうもんなのかなあ…

もとの性格もあるんやろな…

せめて奥まで入れるようにしておけば、気が向いたときに、なんとかしたくなるかもしれない。
ほしいものを見つけたいと思うかもしれない。

…と思って片付けていたが、それももう、おそらく無理や。これでは。

(だんなさんは「ああ、元からやで?性格ちゃうけ?」とも言っていたので、まあ増幅された部分もあるやろなと)


とりあえず私が目指す本棚が発掘できた。
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泣けるマジ…これここへ運び込んだん、おかあさんの葬式んときや…

せやけど、本棚の前に集積してたモノたちって、20年間30年選手メッチャ多かった。奥に押し込んだんかなあ。

さて!

本棚発掘したことやし!

とりあえず、私が対応すべき(←だんなさん・おとうさんのは、とりあえず無視)未整理の書類を家中からかき集める。

本を整理したい
→本棚がない
→そういえばあれ
→魔窟の奥か…
→魔窟の手前整理に数日
→本棚でてきた

てなコンボだったのでな。


台所も「とりあえず掃除できるレベル」は達成してるけど、まだまだ多いし、はよなんとかしたいわー。






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年をとる前に。

漬物小屋の片づけを見た倅が

「おかあさんすごーい!
メッチャキレイなったやん!
俺ここの部屋もらっていい!?」

というので2人で隅っこのシミを見に行った。

ふと上を向いたら
IMG_7082

大穴あいてますわ。

「屋根、俺なおしたるで!」

おかーさん、こんな時どんな顔したらいいのかわからないの。




先日おとうさんが、倅・ムスコ・ムスメの3人の散らかしたおもちゃを不機嫌に杖であちこちをつつきながら、

「まったく…片づけもせんと…」

とボヤいておられたので、

「この家のいちばんの年長である方ができてもおられないことを子どもに要求なさるとはどういうことですか。
片づけしてやるとか後ろ姿を見せてやるならともかくです。
ご自身のお片づけを済ませてからおっしゃればどうでしょう。」

と言い返しておいた鬼嫁ですみなさまごきげんよう。


1か月ほどかけて数個の紙束が出現。

ギッシリ何かを詰め込んだ封筒が、ぎゅうぎゅうに縛ってあった。
(個人情報満載につき写真は割愛)

なんとなーく、嫌な予感がしたのであらためたところ。

プラスチックのファイル多数
ビニール袋多数

ま、このへんはともかくだ、

確定申告に必要な書類各種
土地の権利書

が入ってた…
古紙回収にそのまま出さなくて本当によかった…
土地の権利書はマジで肝冷えた…


全部解いて結わえ直し。
カサは半分になった。
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結局ほとんどが、自分がもらったお手紙のコピー数十枚とか、カレンダーのダブり買い数部とか、数ページだけ書き散らしたノートとか、そんなやつ。
高齢者にコピー機与えたらあかんのか、というか、年をとるとこんなに判断力が鈍るのか、と恐ろしくなった。

片づけは早く終わらすに越したことはないし、ファイリングが必要なものなら10年先を見越してでないとヤバいかもしれん。


おとうさんは80歳。
私だって立派なおばちゃんやし、だんなさんかて、ホンマええ年。

未来のことを考えたら、今がいちばん若いんだよな。
なるべく早く、片づけを終わらせてしまおう。

子どもたちに負の遺産は遺さないぞ。
(漬物小屋どないしよ…)






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