この冬に、とじいさまのタンスに入れておいた、
新品の服や下着。
全部で、大きな紙袋5杯ぶんになった。
押入れにしまっていた、余ったおむつ類。
全部で、大きな紙袋5杯ぶんになった。
お世話になったデイサービスにおたずねすると、
快くもらってくださるというので、
持って行ってきた。
おかあさんのときは、
そもそも、差し上げられるものがなかったなあ。
貰った古着と、気に入って着つぶした服と、
古びてシミのういたストックばかりで。
老人の衣類とひとくちにいっても、
おじいさんのお洋服ってあまり売ってなくて、
探すのに苦労するように思う。
女の子の服はピンからキリまで、
バリエーションもお値段もいろいろなのに、
男の子はジャージかユニクロか、
みたいなのと似てる気が。
ウチのじいさまは、
地元にむかーしからある衣料品店で、
ズボンとかシャツとか下着を買ってたらしい。
ウエストがゴムになってるのに、
そこそこきちんと見えるスラックス。
らくだ色のパッチ。
白いメリヤスのパンツ。
渋い色のアクリルシャツ。
こんな雰囲気「老紳士」な服どこに売ってんねん、
と思ってたら地元商店街にあったというね…
(しかもショッパーがレトロでいい感じに渋い)
汚してしまうことが増えた下着は、
楽天でも買った。
はだぎくつ下屋さん
ここ安くて親切でよかったです!!
ほんとね…探したよね…
男性の介護下着とか、
介護までいかないおじいちゃん下着、
案外高くつくやん?
1枚2000円とかのやつを着たがってね…
おろしたその日に、
修復不可能レベルまで汚されたりね…
似たようなもの半額以下で買えて、
本当助かりました。
そんなじいさまも昨年秋に倒れてからは、
もう「服」を着ることがなかったことを、
整理していてあらためて思い出す。
そうそう。
「老人 男性 衣類 処分」あたりのワードで、
出てきたこのブログの記事
で、
寄付という手があったか!
寄付という手があったか!
と気づかせてもらったのはいいんだけど。
いっこだけ、つっこんどく。
古着は失礼やろ。
デイサービスに通所していたじいさまは、
お着替えして帰ってくることが何度かあった。
自分のものがないときは、
サイズのあうものをお借りしていた。
だから、オシャレだったじいさまのお洋服、
活かしてもらえることになって、
とてもよかったなー、と思う。
これであとは着物の処分を残すのみで、
じいさまの服を入れていたタンスは、
空っぽになった。