2016年09月16日

実は、誰にもいわずにひっそり捨てたものがある。
家族にも言ってないものを日本語とはいえ全世界に発信してええものかと思いつつ、記録する。


それは、

ウチのだんなさんの前の結婚のときのどでかいブーケやどでかいキャンドルや超豪華な結納飾り。

キャンドルは納戸の奥から、結納飾りはガレージの棚の下の方から出てきた。
いずれも、押し込んだかんじ。
おかあさんがとっとかはったんやろうか。
ブーケは、ほこりまるけで2階の奥の部屋の本棚の横にあるカーテンにかけてあった。
前妻さんが飾ったままやったんかもしれん。

だんなさんに「捨ててもいい?」ってきくのもはばかられて、写真に撮っとくのも何だかモヤモヤして、発見して数日悩んで、可燃ごみに混ぜて、そっと捨てた。
ブーケは「これなんや?」と覚えてもいなかった。

だんなさんと2人で2階の整理をしていて、前妻さんのウエディングドレスが出てきたときも、うわー、って思ってんけど…
このときは、結局、だんなさんが「捨てて」っていわはったから、捨てた。

どれもこれも、すごく、捨てにくかった。
可燃不燃粗大とかいう分類でなく。



納戸のタンスからは、20年近く前に亡くなられた、だんなさんのおばあちゃんが着てたであろうお寝巻きが出てきた。
新品に近いものも、たくさん。
捨てきれず、そのままにしてある。


数十年前に亡くなられた、おかあさんのおとうさんの着物はタンスの一番下から出てきた。
おそらく形見分けでいただいたんだろう、文庫紙に名前が記されていた。
これも、そのままにしてある。


大量の写真。おとうさんの若い頃、だんなさん含む子どもたち、大正だか明治だかの日付のもの…年月関係なく、それはもう、山と。
家のあちこちから出てくるから、納戸の大きな長持ちに集めている。


前妻さんが飾ったであろう棚がふたつ、2階にある。ぬいぐるみに、ティーカップ、新婚旅行の写真やお土産、絵はがき、造花。
もちろん、ほこりまるけ。
でも、なんとなくまだ触れないでいる。


片付けしていて、本当にこういうものが困る。
手が止まる。
こんまりメソッドでいうとこの「思い出品」だからだと思う。

「とりあえず置いとこ」
「記念やし」
「もったいないし」

この家の懐の深さが、すべてを受け入れてきたんだろうけれど、それが整理されないまま数十年も重なると、単に処分すべき時期を逃してしまった「処分に困るもの」にしかならない、と私には思えてしまった。

この家の歴史でもあるんだろうけれど、私にはイマイチしっくりこない。

今を生きる私たちが、未整理の思い出品を含む「モノ」に圧迫されながら暮らすことと、
思い出品を置いておくことの、
バランスがまだよくわからない。

私自身の荷物を片付けきったら、わかるんだろうか。


ごめんボヤき回でした…




人気ブログランキングへ


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by 福平   2016年09月16日 21:43
うちなんか曽祖父母のタンスが、中身とともにそのままあります。
順に見送って来て、妻も見送るらしいです。
2. Posted by 狭い家を散らかす嫁   2016年09月17日 12:21
前妻さんの思い出の品を片付ける手が止まる…優しい!
私なら、即捨てします。
誰かが綺麗に保っておられるならまだしも、ホコリをかぶってるなら…
ホコリの巣・ダニの温床にしておくより、棚ごと捨てた方が供養になる気がします。
っていうか、冷たいんですね私きっと(>_<)
3. Posted by Ken   2016年09月22日 11:05
5 こんにちは。トラックバックをさせて頂きました。
今回記事を楽しく読ませて頂きました。私も、古い写真の整理についてのブログを書いています。またたまに訪問させて頂きますので。
4. Posted by siro   2016年09月23日 15:48
客観的にみればもう、ひとりで片付けできる物量をこえていると思います。
でも、一つ一つの物に向き合って、ひたすら片付けを続けられているじゅんこさん、すごいです。
子供さんや、お舅様にも手がかかる、地方の長男の嫁。
ああ、神様、じゅんこさんをあと二人ほど下さい。
頑張りすぎて、体壊さないでくださいね。
旦那様にももっと頼ってくださいね。
つい、黙っていられなくて、エールを送ります。

私事ですが、私も30年前亡くなった姑の着物類をまだ捨てきれずにいます。私も姑が亡くなった年を超えました。これを私の子供たちに残してはまずいですね。捨てます。

5. Posted by じゅんこ   2016年09月23日 16:10
福平さん、コメントありがとうございます。
奥様のお気持ち、とてもわかります!
「見送った方がいいかしら、処分したの私のせいになっちゃうし。ぐだぐだ言われたら面倒だわあ」と思ってまして…
6. Posted by じゅんこ   2016年09月23日 16:14
狭い家を散らかす嫁さん、ありがとうございます。
そうですよね、ホント、捨てた方がいいんです。でも、夫の口から「ヨメさん」という呼称が出るときは前妻さんだし、彼女の話をして、ちっちゃくなってた姿を思うと、なんだか踏み切れないんです。
優しさが自分にほしいです。
7. Posted by じゅんこ   2016年09月23日 16:15
Kenさん、トラックバックありがとうございます。
記事、拝見しました。
写真をひとところに集めてから〜というの、私もこの片付けの一番最後に、と思っています。またよろしければお立ち寄りくださいね。
8. Posted by じゅんこ   2016年09月23日 16:21
siroさん、ありがとうございます。
ひとりでできる量は超えていますかやっぱり!そんな気はしてたんですよね〜。
お姑さんの着物、処分される前に、ぜひ、出して風を通してからにしてあげてほしいな、なんて思ってしまいます…
優しさあふれるコメントありがとうございました。
9. Posted by かてりーな   2016年12月05日 16:24
5 はじめまして。
過去記事いろいろよみました。
優しいかただなあって思いました。

死別の場合、もう結婚の契約はそこで切れるらしいのでわたしは多分前の奥様のものはすべて捨てちゃうと思います。
今が全てだと思うし、人生ってあっというま。
私も旦那のもの、片付けで苦労しましたので、あるある!と読ませてはいただいてます。
これからも楽しみにしています。
ご無理されませんよう…
10. Posted by じゅんこ   2017年01月02日 13:04
かてりーなさん、ありがとうございます。

ウチのだんなさんが「ヨメ」っていうときは、前妻さんなので、まだまだ、彼の中では生きてるひとだと思ってしまい、なかなか手をつけられません。
そういうとこもコミで、だんなさんなので、大事にしたいんですよね私が。
なかなか、そんなふうなところばかりで、捨てられないのは私のほうだなって思うこと多いです。

コメントする

名前
 
  絵文字