番外編、実家の話です。
もうじき70歳の母、新型肺炎のあおりで仕事が激減、ヒマができたので家じゅう片付けていたそうで。
荷物を処分しない父「ザ・昭和の男」の諸々も含めてばんばん捨てていたものの、
「捨てるには惜しいけどいらない」
「いきなり捨てるにはモヤモヤする」
というものがたくさんあったようなので、
「ウチに送ってくれたらなんとかするでー」
とお願いしていましたところ、
来ました。
衣類が衣装ケース3個分
本が段ボール5個分。
(写真はほんの一部)
いえーい(棒
全て出してあらためました。
佐伯泰英さんの時代小説が100冊近くあり、小説ってこんなペースで書けるもんなん!?と驚きました。
月刊佐伯、って呼ばれるほどの速筆なのですね。
本はほとんどが伯母から母に送られてきたもので、伯母はたくさん本を読む人だったことを思い出したり、
子どもの頃、伯母→母→私、でまわってきた本を手当たり次第に読んでいたことも思い出したり、
その伯母はもうすでに恍惚の人になっていることに思いを馳せたり、
かつて私がこっそり母の本棚から読んだ本が入っていて、今の仕事のルーツはここにあったことに思い至ったり、
人の本棚って面白いなと思いました。
衣装ケース3個分の父の衣類は、どれもこれも中途半端に着てあり、20年くらい前のはつらつとした姿も思い出しました。
父は今も元気ですが、やはり、私の中の父は、一緒に暮らしていた頃、40代なんですよね。
ものにまつわる記憶って面白いです。
私やっぱりサイコメトリーの才能あるかな!
(ないよ…
思い入れのある本は置いておく。
そのほかの本は寄付。
服はご近所の施設に打診。
ということですぱーんとお片付けしました!
(早い)
めちゃくちゃきれいに整理してある実家の荷物を考えると気が遠くなりますが(すごい量が整然と置いてある)、大変楽しい時間でした。